銀行株が再評価される背景
2025年、日本の株式市場で銀行株が再び脚光を浴びています。
これまで長らく低金利政策に苦しんできた銀行ですが、日銀のマイナス金利解除と段階的な利上げにより「利ざや」が拡大し、本業収益が改善する局面を迎えています。
さらに、メガバンクの業績は過去最高益水準に迫っており、株主還元として増配や自社株買いも活発化。投資家にとって魅力的なセクターに生まれ変わりつつあります。
メガバンクの業績と配当推移
三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループはいずれも安定的に利益を伸ばし、配当も年々増加しています。
- MUFG:2023年32円 → 2024年41円 → 2025年64円(予想)
- SMFG(分割換算):2023年80円 → 2024年90円 → 2025年122円
- みずほFG:2023年85円 → 2024年105円 → 2025年140円
銀行株は「利益の成長」と「安定した株主還元」を同時に享受できる点が強みです。
割安性と高配当の魅力
銀行株は株価指標から見ても割安です。
- PBR(株価純資産倍率):多くが1倍割れ
- PER(株価収益率):10倍前後と国際的に割安
- 配当利回り:3.3〜3.8%前後で、東証プライム平均(約2.6%)を上回る
高配当かつ割安という投資妙味は、インカムゲイン狙いの投資家にとって大きな魅力です。
潜在的なリスク要因
一方で、リスクも存在します。
- 金利上昇の副作用:借入負担増 → 不良債権リスク
- 不動産市場の調整:住宅ローン金利上昇やオフィス需要減退
- 為替の影響:円高・円安による海外収益の変動
銀行株投資では、これらのリスクも念頭に置いて判断する必要があります。
個人投資家にとっての戦略
銀行株はさまざまな投資スタイルに対応できます。
- 長期投資:安定した配当を受け取りつつ、成長を狙う
- 短期売買:日銀政策や金利ニュースを材料にする
- 配当狙い:高配当株ポートフォリオの中心に据える
まとめ
2025年の銀行株は「割安感+高配当+業績改善」という三拍子が揃い、国内外の投資家から再評価されています。
ただし、金利や不動産市況などリスクもあるため、ポートフォリオ全体のバランスを見ながら投資判断することが重要です。
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