世界的な脱炭素の潮流のなか、日本株でもクリーンエネルギー関連銘柄への関心が高まっています。
本記事では、太陽光・風力・水素・蓄電池・電力インフラといったセクターごとに注目企業を紹介し、投資家が注目すべきポイントを整理しました。
クリーンエネルギー株が注目される理由
- カーボンニュートラル目標:2050年に向け世界各国で政策支援が進む
- 日本政府のGX戦略:補助金や制度設計で投資環境を後押し
- 技術革新によるコスト低下:太陽光や蓄電池のコストが急速に下落

この背景から、再エネ関連企業は今後も投資テーマとして魅力を持ち続けると見られます。
セクター別の注目銘柄
🌞 太陽光関連株
- ウエストホールディングス(1407):太陽光発電所のEPCから運営・保守まで一貫展開
- 京セラ(6971):住宅・産業用の太陽電池モジュールを供給
- シャープ(6753):住宅用パネルで国内シェアを確保
- エヌ・ピー・シー(6255):太陽電池製造装置や検査設備を提供
👉 発電専業か、装置・部材供給かで投資妙味が異なる。
💨 風力関連株
- 日立製作所(6501):風車製造から撤退済みだが、送電・制御分野で関与
- 住友電工(5802):洋上風力に不可欠な海底ケーブルを供給
- Jパワー(9513):陸上・洋上風力の開発計画を推進
- 清水建設(1803):洋上風力建設に参画し、専用SEP船で施工体制を整備
👉 設備供給、インフラ、電力会社、建設と多層的な関与。
⚡ 蓄電池・EV関連株
- パナソニックHD(6752):車載電池で世界的シェア、米国工場建設も進む
- 村田製作所(6981):リチウムイオン電池材料を供給
- TDK(6762):全固体電池の開発に注力
- トヨタ自動車(7203):EV・燃料電池車の展開、電池開発に巨額投資
💧 水素関連株
- 岩谷産業(8088):水素ステーション事業の国内最大手
- 川崎重工業(7012):液化水素運搬船や貯蔵技術を開発
- トヨタ自動車(7203):燃料電池車「MIRAI」で市場をリード
- ENEOS(5020):脱炭素戦略の一環として水素供給網整備を推進
🔌 電力・インフラ関連株
- 東京電力HD(9501):再エネ導入や送配電網強化に注力
- 中部電力(9502):多様な発電手段を持ち、再エネ事業も拡大
- レノバ(9519):太陽光・風力・バイオマスに特化した独立系再エネ企業
- INPEX(1605):石油・ガス主体からクリーンエネルギーへ転換を模索
投資家が考えるべきポイント
- 再エネが収益の柱か、副次事業か
- 政策リスク・規制の影響
- 技術進展と競争環境の変化
まとめ
クリーンエネルギー関連株は、長期テーマとしての成長が期待される一方、事業の立ち位置やリスク要因によって投資妙味は大きく変わります。
投資家としては「どのセクターを重視するか」「どの程度分散するか」を明確にし、自分の投資スタイルに合った銘柄を選ぶことが重要です。



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