2025年7月の参議院選挙で、自民党は歴史的な敗北を喫しました。
注目されたのは、石破茂首相の進退です。
党内や世論の一部では「辞任すべきではないか」との声も上がりましたが、石破氏は続投の意向を明言しました。
しかし、政局は本当に安定しているのでしょうか?
今回は、制度的な仕組みと金融市場の視点から、今後の展開をわかりやすく解説します。
石破首相はなぜ辞任しないのか?
選挙に負けた=辞任、ではない
日本国憲法において、首相が辞任しなければならない状況は次の3つに限られています:
- 衆議院で内閣不信任案が可決されたとき
- 首相自身が辞意を表明したとき
- 衆院選後に国会で再指名されなかったとき
今回、石破首相は辞任の意志を明らかにしておらず、野党側も不信任案の提出を見送っています。
つまり、制度上は辞任の必要がないということです。
それでもくすぶる「退陣論」
制度的には問題がないとはいえ、政治の世界には“空気”があります。
- 与党の大敗という重い結果
- 次期総裁を狙う派閥の動き
- 一部メディアの「辞任観測」報道
こうした要素が絡み合い、「辞めるべきだ」という声が水面下で高まっているのです。
もし辞任すればどうなる?
石破首相が仮に辞任した場合、以下の流れで新しい首相が誕生します。
- 内閣総辞職
- 自民党が総裁選を実施
- 新総裁が国会で首相に指名
- 与党政権はそのまま継続
つまり、衆議院選挙は行われません。
あくまで「自民党内の首相交代」であり、国政の枠組みそのものが変わるわけではありません。
次期首相候補と市場への影響
ここで注目されるのが、次の首相が誰になるかです。
有力と見られているのは以下の5人です。
| 候補者 | 特徴 | 市場の見方 |
|---|---|---|
| 高市早苗 | 保守・防衛重視 | 円安・金利上昇、防衛株に注目 |
| 小泉進次郎 | 改革派・若手 | 農政・内需株に期待、為替は安定 |
| 茂木敏充ほか | 実務派・継続重視 | 債券・為替ともに安定、企業寄り |
特に市場が注目するのは:
- 為替(円高 or 円安)
- 長期金利(債券利回り)
- 株式市場のセクター動向(内需・防衛など)
首相の顔ぶれが変わるだけで、これらの動向が一気に変わる可能性があります。
結論:安定の裏にある“静かな変化”
石破首相は続投を表明し、表面上は政権が安定して見えます。
しかしその裏では、派閥の駆け引きやメディア報道、世論の温度感が日々動いています。
政治とマーケットは密接にリンクしています。
たとえ選挙がなくても、「首相が誰か」というだけで投資のシナリオは変わる──それが今の日本です。
あなたは、誰にこの国のかじ取りを任せたいですか?
- 政策重視の実務型か?
- 世代交代を象徴する若手か?
- 国家観を重視する保守派か?
あなたの視点で、次のリーダー像を考えてみてください。
ぜひコメント欄で、あなたのご意見をお聞かせください。



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