2024年に初当選した伊東市の田久保眞紀市長。
ところが今、「東洋大学卒業」とされていた経歴に、重大な疑惑が持ち上がっています。
会見で本人が“除籍”だったことを認め、記者からの追及に涙を見せる場面も。
この記事では、この学歴問題の経緯と、仮に市長が辞職した場合の流れについて、わかりやすく解説します。
問題の発端:「東洋大学卒業」は本当だったのか?
田久保市長は、選挙時の経歴や市広報などで「東洋大学卒業」と表記してきました。
しかし、最近市議会に届いた怪文書には「実際は卒業していない」との情報が。
田久保市長自身が大学に照会したところ、“卒業”ではなく“除籍”になっていたことを本人が認めました。
会見では「学生生活が不規則で、自分も除籍とは知らなかった」と語り、
「卒業証書だと思って見せたものの、今は詳細を調査中」と釈明しています。
卒業証書は本物?見せたのは一体なに?
市議会では、市長が「卒業証書のようなもの」を一瞬だけ見せたとされます。
しかし、それが本物だったのかどうかは不明で、記者の追及にも「調査中」の一点張り。
提示の仕方が不自然で、「偽物だったのでは?」という疑念も拭えません。
法的責任はあるのか?
結論から言えば、現時点では「法的にはグレー」です。
- 選挙公報に「東洋大卒」と明記していなければ、公職選挙法には抵触しない。
- 広報やプロフィールの虚偽記載についても、故意が立証されなければ刑事責任は問われにくい。
しかし、政治的・道義的な責任は重大です。
市民の信頼を損ねた点は否定できず、進退が問われる状況にあるのは間違いありません。
市長が辞職した場合はどうなる?
田久保市長が辞職した場合、以下のような流れになります。
- 市長が辞職届を提出 → 即時に辞任
- 副市長または教育長が「職務代理者」に
- 辞職から50日以内に「出直し市長選」を実施
この「出直し選挙」には、伊東市の規模でも1000万円以上の税金がかかると見られます。
しかも、職務代理者は正式な市長ではないため、重要な政策判断が進めにくく、市政が停滞するリスクも。
田久保市長は再出馬するのか?
辞職=完全退場ではありません。
過去の例では、「一度辞職して信を問う」として再び立候補し、当選した政治家もいます。
ただし今回は、
- 説明責任を十分に果たしていないこと、
- 市民の間に不信感が広がっていること
といった点から、再出馬には厳しい視線が向けられるでしょう。
信頼回復へ、いま必要なこと
この問題は単なる“卒業証書のミス”ではありません。
市民の信頼を揺るがす、政治倫理と説明責任の問題です。
いま必要なのは、
- 曖昧なままになっている証書の正体を明らかにすること
- 除籍の理由について率直に説明すること
- 市政への責任を自覚した判断をすること
市長がどう向き合うかによって、伊東市の未来は大きく変わります。
まとめ
- 田久保市長は「東洋大卒」ではなく“除籍”だったと判明
- 卒業証書の提示に不自然な点があり、疑惑が拡大
- 法的には問題なしでも、政治的責任は重い
- 辞職すれば50日以内に市長選、コストも大きい
- 市民の信頼を取り戻せるかが最大の焦点
今後の市長の対応と、議会・市民の動きに注目です。
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