2025年6月29日、日本の主力ロケット「H2A」の最終号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。
搭載されたのは、地球の温室効果ガスと水循環を観測する衛星「いぶきGW」。
この打ち上げによって、H2Aは通算50回中49回成功という驚異の成功率98%を記録し、有終の美を飾りました。
本記事では、このニュースを投資家目線でどう読み解くべきかを解説します。
H2Aロケットとは?
H2Aは、2001年に初号機が打ち上げられて以来、日本の宇宙開発を支えてきた主力ロケットです。
「はやぶさ2」「SLIM」「情報収集衛星」「気象衛星ひまわり」など、多くの重要なミッションを担ってきました。
今回の打ち上げでは、「いぶきGW」衛星が搭載され、地球全体の温室効果ガスや水循環の観測に活用される予定です。
投資家が注目すべきポイント
三菱重工業の役割
H2Aを開発・運用してきたのは、三菱重工業(証券コード:7011)。
今後は後継機「H3ロケット」への移行が進み、コスト削減と商業衛星打ち上げのシェア拡大が狙われています。
三菱重工は、防衛・インフラ・エネルギー分野も含めたバランス型企業であり、長期投資の対象としても注目されています。
宇宙関連ETFやセクターにも波及
アメリカのARKX(宇宙産業関連ETF)をはじめ、宇宙関連銘柄に分散投資するETFは日本でも注目されています。
H3ロケットの信頼性とコスト競争力が証明されれば、関連セクター全体にプラスの影響が出る可能性があります。
なぜ今このタイミングで?
H3ロケットは、もともとH2Aの後継機として設計されていましたが、試験段階でのトラブルや信頼性確保のために開発が遅れていました。
今回のH2A最終号機は、その“世代交代”を象徴するものであり、次の時代にバトンを渡す節目でもあります。
今後のシナリオ予測
強気シナリオ
- H3の商業契約が拡大
- 三菱重工の収益増加
- 日本の宇宙開発政策が継続・加速
- 円安による輸出収益増
弱気シナリオ
- H3が商業競争に負けて受注減少
- 金利上昇による資金調達コスト増
- 国際市場におけるシェア低下
投資判断のヒント
- 三菱重工は防衛・エネルギー分野も抱えており、宇宙関連に限定しない長期的視野が重要です。
- 宇宙関連ETFなどを使った分散投資戦略も検討の価値あり。
- 急騰を狙うよりも、中長期の成長セクターとして注目するスタンスが賢明です。
まとめ:「H2Aの終わり」は「H3の始まり」か?
今回のH2Aロケット最終号機の成功は、日本の宇宙技術の信頼性を世界に示した出来事でした。
投資家としては、これを単なる「一つのニュース」で終わらせるのではなく、次の成長の兆しとして捉えることがポイントです。
あなたはどう読み解きますか?
- 三菱重工の株は買い時か?
- 宇宙関連ETFで分散投資するべきか?
- H3の動向をどうチェックする?
ぜひ、コメント欄やSNSであなたの意見を聞かせてください。



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